こんにちは。
5年前にFunMakeを創業する際に資金調達で苦労をした経験があります。
そこで、少し当時の経験を交えてシードステージのスタートアップの資金調達について御紹介したいと思います。
スタートアップではシードステージでの資金調達が非常に重要で死活問題でもあります。
シードステージとは、企業が創業初期段階にあることを示し、資金調達はこの段階で事業を加速させるための基盤となります。
しかし、多くのスタートアップは、シードステージでの資金調達に苦労すると思います。
先立つものがないと起業するにも心配ですよね。今日は少しお金のお話。
シードステージの資金調達の重要性
シードステージのスタートアップででの資金が必要な理由は下記にあります。
プロトタイプ開発
シードステージでは、アイデアを形にするためにプロトタイプの開発が必要です。
プロトタイプを作成することで、市場のニーズや製品の機能をテストし、より良い製品やサービスを開発できます。
チーム構築
創業初期段階では、人材を集めることが困難です。
よく材が必要といいますが他人を雇用する余裕などありません。
資金調達を成功させることで、IT機材やオフィス環境を整備し、人材を採用する環境を整備することができます。
マーケティング活動
製品やサービスを顧客に届けるためには、マーケティング活動が欠かせません。
資金調達によって、マーケティング戦略の立案や実行が可能となります。
事業拡大
シードステージでの資金調達は、事業の成長を加速させるためにも重要です。
十分な資金があれば、新市場への参入や競合他社との競争に勝ち抜くことができます。
資金調達の困難性
一方、シードステージでの資金調達はとても苦労します。
私自身、実績を示すことができるまで資金調達がままならず非常にキツかったです。
成果の証明が難しい
シードステージでは、まだ事業の成果を証明できるデータが少ないため、投資家に対して自社の価値をアピールすることが難しいです。
そのために、ピッチ資料の洗練化が必要となります。
ネットワーク不足
創業者が投資家や業界関係者とのつながりが少ない場合、資金調達の機会を見つけることが難しくなります。ネットワークが広がれば、投資家との出会いやアドバイスを受けるチャンスも増えます。
シードアクセラレーションプログラムなどに加入することでネットワークは一気に広がると思います。
評価額の設定
シードステージでは、企業価値の評価が難しいことがあります。バリュエーションを高く見積もると、投資家からの資金調達が難しくなりますし、過小評価すると、将来的に創業者の持ち分が薄まるリスクがあります。
複数の資金調達手段の知識不足
シードステージでは、エンジェル投資家やベンチャーキャピタル、政府助成金など、さまざまな資金調達手段があります。どの手段が最適かを見極めるのは、経験や知識が不足している創業者にとって難しい課題です。
まとめ
以上、資金調達の必要性と困難性を見てきました。
私自身、資金調達をするに必要なのに難しいという間でもがいてきました。
スムーズに資金調達をするために以下の方法を試してみることをおすすめします。
メンターやアドバイザーを探す
業界の経験豊富なメンターやアドバイザーを見つけることで、資金調達のノウハウやネットワークを得ることができます。
ビジネスプランのブラッシュアップ
投資家にアピールするためには、明確なビジネスプランが必要です。市場調査や競合分析を行い、具体的な成長戦略を立てましょう。
資金調達イベントやピッチコンテストへの参加
資金調達イベントやピッチコンテストに参加することで、投資家との出会いやフィードバックを得ることができます。
以上、シードステージのスタートアップ資金調達について触れてみました。
これからスタートアップで起業される方の一助になれば幸いです。