近年、ビジネス界はコロナやウクライナ情勢などますます不透明な時代を迎えています。
このような状況に対処するために、企業はランウェイを伸ばすことが重要です。
ランウェイとは、事業を維持するために必要な資金がどの程度あるかを示す指標です。つまり、ランウェイが長ければ長いほど、企業は予期せぬ事態に対処するための余裕を持つことができます。
私はコロナになり出した2020年5月ごろから、ランウェイ確保を意識してきました。
資金をジャブジャブ使い売り上げを伸ばすPL型の経営から、手元資金を考えるBS型の経営へ移行をし、自分の会社があとどれくらいの生存できるのかを意識しながら経営しててきました。
不透明な時代にランウェイを伸ばすことは、事業の安定性を確保するために不可欠です。
ランウェイを伸ばすためには、以下のことを意識する必要があります。
1.現金流を管理する 現金流は企業の生命線です。不透明な時代には、現金流が減少する可能性があります。そのため、企業は現金流を管理し、収支を正確に予測することが重要です。
2.コスト削減を行う 企業は、必要のないコストを削減することで、ランウェイを伸ばすことができます。ただし、コスト削減には注意が必要です。重要な機能を犠牲にすることはできません。
3.予備資金を用意する 不透明な時代には、予期せぬ支出が発生する可能性があります。そのため、企業は予備資金を用意し、万が一の場合に備えることが重要です。
4.資金調達の準備をする 資金ショートに陥った場合、資金調達が必要になることがあります。企業は、資金調達の準備をしておくことで、事前に対処することができます。
経営ではCash is Kingです。
コロナ以降にプレシリーズAで1億円程度の資金調達を実施しました。
以上のように、不透明な時代にはランウェイを伸ばすことが重要です。
ランウェイを伸ばすためには、現金流を管理し、コスト削減を行い、予備資金を用意し、資金調達の準備をすることが必要です。
スタートアップの経営者であってもこれらの点に注意し、事業の安定性を確保するために努めるべきです。
