ヨーロッパ出張が確定ーミュンヘン、フランクフルト、パリ、サンセバスチャンに行きます

久しぶりにヨーロッパを訪れることになった。今回は主にパリとサンセバスチャンが目的地で、パリでは視察と撮影、サンセバスチャンでは撮影とアテンドが中心になる。

大阪からは直行便がないため、羽田からミュンヘンを経由してヨーロッパ大陸へ渡るという旅程だ。その後はパリでの予定をこなし、地方創生の成功例として有名なサンセバスチャンを訪問する。そして最終的にはフランクフルト経由で東京に戻り、大阪へ帰着する予定である。

ANA

パリでの視察:大阪・関西万博

今回のパリ出張は、単にクライアントとの撮影が主目的というだけでなく、日本の魅力発信においても大きな意味を持つ。

今回はルーブル近辺のホテルに滞在する予定だが、この一帯は以前、私が大阪市会議員として万博誘致活動に関わっていた際に訪れたエリアでもある。

当時、日本人街にスナックを見かけたのが印象的だったが、年月を経た今、パリの街並みや観光客の動線、さらには食文化やエンターテインメントの潮流がどのように変化しているのか。そうした実地の視点を得ることが、今後の大阪における都市ブランディングや国際的なアピールの仕方を再考するヒントになると確信している。

大阪は2025年に開催される国際博覧会(大阪・関西万博)を控え、国内外の関心を集めている。そこで重要なのは、世界トップクラスの都市から“何を学び、どう地元に根付かせるか”という視点だ。パリのように長い歴史を活かしながらも、アートやファッションを軸に現代のトレンドを巧みに取り込み、多様な観光客やクリエイティブ人材を惹きつける構造を見極めたい。

撮影を通じて得られるビジュアルやコンテンツはもちろん、大阪の文化的魅力やホスピタリティを国際舞台で発信するための具体的な戦略に落とし込むことこそ、今回の出張の真価だと感じている。

サンセバスチャンで見る政策による地方創生

サンセバスチャンは、政策的アプローチによって観光都市としての地位を確立した「世界一成功している観光地」とも評される。雄大な自然、美食の街というブランドイメージ、そして地元の産業と行政が連携する形で仕上げた都市デザイン。こうした要素が噛み合い、年間を通じて多くの観光客が訪れるようになった。


日本でも地方創生が盛んに議論されているが、サンセバスチャンのように「作り込まれた成功」から学べることは多い。官民一体となって地域ブランディングを徹底し、地域の潜在価値を掘り起こす手法は、日本各地の自治体においてもヒントになるはずだ。

フランクフルトでのサウナ視察

一方、帰路の途中に経由するフランクフルトでは、サウナを視察する予定だ。日本でもサウナがブームとなっているが、その発祥は北欧フィンランドであり、ドイツもまた「サウナ大国」として知られている。サンフランシスコやドイツ国内の複数の施設を巡った経験から言えるのは、ドイツのサウナ文化は規模感が圧倒的に大きいということだ。設備の豪華さはもちろん、健康増進やリラクゼーションを総合的に演出する仕組みが整っており、まさに「クオリティオブライフ」を重視する国の真髄を感じる。

地方創生や観光誘致という観点から見れば、サウナ施設は単なる「入浴スポット」では終わらない可能性を秘めている。例えば地域の温泉資源や森林資源との連携、さらには健康産業とのコラボレーションによって、新しい観光モデルを創出することも考えられる。フランクフルトのサウナで感じ取ったノウハウは、日本における健康ツーリズムの可能性を探るうえでも示唆に富むだろう。

視察の狙い:世界標準の視点で地方創生を再考する

今回のヨーロッパ視察は、パリのようなメガシティから、サンセバスチャンのような政策主導の地方都市、さらにはドイツでのサウナ文化まで幅広く見て回ることで、「いかに地域のポテンシャルを最大化し、継続的な成長につなげるか」という問いに対するヒントを得るのが狙いだ。
日本で盛り上がるサウナブームや地方創生の取り組みが、どこまでグローバルスタンダードに伍していけるのかを検証する意味でも、これほど多様な地域を同時に見られる機会は滅多にない。

次なる一手:経験の還元と新しい仕掛けづくり

視察・撮影・アテンドが中心とはいえ、現地で得た知見は直ちに日本へ持ち帰り、自分のプロジェクトや顧問先へ還元する予定だ。特にサンセバスチャンが体現している持続的な観光ブランド戦略と、ドイツのサウナ文化が示す“ウェルネス”の在り方は、地方都市や観光地が新たな付加価値を生み出す上で大きな示唆を与えてくれるはずである。
結局のところ、自治体や企業が連携しながら魅力的な“仕掛け”を作り、世界中から人を呼び込み、継続的に地域を活性化する仕組みこそが、これからの観光戦略の肝だといえるだろう。

視察先でのリアルな経験を通じ、パリとサンセバスチャンのコントラスト、そしてフランクフルトのサウナ文化をじっくり味わいながら、次なる一手を模索していきたい。それこそが、グローバル市場で競争し、なおかつ地域の独自性を磨き上げる日本の未来に繋がっていくと確信している。

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