法務を経営の基盤にする:FunMakeが大切にする信用設計

法務という言葉は、どうしても少し堅く聞こえます。私自身も、起業したばかりの頃は、契約書や権利関係を前向きなテーマとして見られていなかった時期があります。

しかし、クリエイター支援やSNSマーケティングの仕事を続けていると、法務は単なる守りではないと実感します。むしろ、関係者が安心して動くための土台です。

FunMakeが長く信頼される会社であるためには、企画力や発信力だけでなく、権利、契約、表現、責任範囲を丁寧に扱う必要があります。

目次

法務を後回しにすると、現場が苦しくなる

新しい企画が生まれると、早く動きたくなります。撮影したい、投稿したい、提案したい、関係者を巻き込みたい。その勢いは事業にとって大切です。

ただ、勢いだけで進めると、後から確認すべきことが一気に出てきます。誰が権利を持つのか。どこまで使ってよいのか。広告表現として問題がないのか。

後から直せばよいと思っていたことが、実際には現場の負担になります。関係者に迷惑をかけたり、信頼を損ねたりする可能性もあります。

だから最近は、法務を最後の確認作業ではなく、企画の初期段階から同じ机に置くように考えています。

クリエイターの信用を預かっている感覚

クリエイターやインフルエンサーの価値は、数字だけではありません。その人が積み上げてきた信用、空気感、視聴者との関係があります。

企業案件や自治体案件を扱うとき、私たちはその信用を一時的に預かる立場になります。これはかなり重いことです。

短期的に再生数が伸びても、本人のブランドや取引先の信用を傷つけるような企画であれば、長い目で見て良い仕事とは言えません。

FunMakeとして大切にしたいのは、発信力を伸ばすことと、信用を守ることを同時に成立させることです。

経営者が分からないままにしない

専門的な判断は、当然ながら弁護士や専門家と連携すべきです。私がすべてを自分で判断できるわけではありません。

それでも、経営者が基本的な論点を分からないままにしておくのは危険です。どこにリスクがあり、どこまでなら進められるのかを理解していないと、判断のタイミングを誤ります。

SNSやYouTubeの領域は、社会の受け止め方も変わり続けます。以前は許されていた表現が、今は不適切に見えることもあります。

だからこそ、法務は専門家に丸投げするものではなく、経営者自身も学び続けるテーマだと考えています。

派手さよりも、長く続く信頼

発信の仕事には、派手に見える部分があります。数字、話題性、見栄え、拡散力。もちろん、それらも必要です。

でも会社として残るのは、派手な一回の成果よりも、安心して任せられるという印象だと思っています。

法務を経営の基盤にするというのは、堅苦しい会社にするという意味ではありません。関わる人が不安なく挑戦できる環境を作るということです。そこを丁寧に積み上げていきたいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次