社長業7年目の節目に思うこと

今年で社長業も7年目に突入しました。この7年間を振り返ると、スタートアップの世界に足を踏み入れた時の驚きや戸惑いが今でも強烈に思い出されます。

議員を勇退し、スタートアップに飛び込んだ瞬間、それまでの世界とは全く異なるスピード感と、人間関係の目まぐるしさに圧倒されました。それは、単に起業家としての役割を果たすだけではなく、経営陣、従業員、投資家、株主、債権者、さらには上場を目指す中で関わる主幹事証券や監査法人、証券取引所など、多くのステークホルダーとの連携が求められる世界でした。

それまでの政治の世界では、政策の推進や市民との対話が中心でしたが、スタートアップでは、利益を生むためのビジネスモデルの構築、資金調達、経営戦略、リソースの配分、そして何より、常に変化する市場環境に素早く対応することが重要です。すべてが未経験の領域で、覚えることも山積みでした。

特に驚いたのは、スタートアップ特有のスピード感です。

また、関係者の期待に応えるだけでなく、厳しい現実の中で持続可能なビジネスを築くためには、時には非情な決断をしなければならないこともあります。

それでも、この7年間で得たものは非常に大きいと感じています。自分の決断が直接的に組織の成長や失敗に結びつくというプレッシャーはありますが、その分、やりがいも非常に大きいです。そして、何よりこの経験が、私自身の成長につながっていると感じます。

今後もこの7年を土台に、さらに大きなチャレンジに挑んでいきたいと思います。
この先も、変化を恐れず、スピード感を持って突き進んでいく決意です。

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