四半期で経営を見直す:2024年10月から12月の重点テーマ

四半期の目標を考えるとき、私はいつも少し立ち止まります。数字を並べることはできますが、それだけでは会社の本当の状態は見えにくいからです。

売上、案件数、開発の進み方、問い合わせの質、そして自分自身の時間の使い方。そうしたものをまとめて見ないと、次に何を変えるべきかが分かりません。

2024年10月から12月にかけて意識していたのは、単に作業量を増やすことではなく、会社としての基礎体力を上げることでした。

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数字だけでは見えない会社の調子

経営をしていると、数字は当然大事です。売上が伸びているか、費用が増えすぎていないか、資金繰りに無理がないかは、日々確認しなければなりません。

ただ、数字だけを見ていると、会社の雰囲気や判断のズレを見落とすことがあります。問い合わせは増えているのに、こちらが本当に取りたい仕事から少し離れている。作業は進んでいるのに、将来の仕組みに残るものが少ない。そういう違和感は、数字だけでは拾えません。

四半期で区切る意味は、そこで一度、自分の感覚も含めて棚卸しできることにあります。忙しさに流されず、今の努力がどこにつながっているのかを確認する時間です。

私の場合、AI、SNS、クリエイター支援、地方創生など、複数のテーマが同時に動きます。だからこそ、四半期ごとの見直しを入れないと、優先順位が自然に散らばってしまいます。

法務とマーケティングを同じ机に置く

会社を伸ばそうとすると、どうしてもマーケティングや営業に意識が向きます。新しい案件を取りたい、認知を広げたい、もっと発信したい。これは自然なことです。

一方で、攻めるほど守りの基盤も必要になります。契約条件、広告表現、権利関係、責任範囲が曖昧なままだと、せっかく前に進んだ事業が後から止まってしまいます。

FunMakeが扱うYouTubeやSNSの領域では、発信力と信用が常に近い場所にあります。広がる力がある分、誤解や不備が広がる速度も速い。そこはいつも意識しています。

だからこの時期は、法務を後処理にしないことを強く意識していました。攻めるために守る。これはきれいな言葉ではなく、日々の実務の中でかなり切実な感覚です。

AIを使うほど、人の判断が問われる

生成AIは、私にとって単なる効率化ツールではありません。文章、企画、開発、資料整理、分析など、会社の動かし方そのものに関わるものになっています。

ただ、AIを使えば何でも良くなるわけではありません。むしろ、出力が早い分だけ、何を採用し、何を捨てるかの判断がより大事になります。

経営者自身がAIに触れていると、外部の提案を聞くときにも判断しやすくなります。何が現実的で、何がまだ粗いのか。どこに人の確認が必要なのか。その手触りが持てます。

この四半期では、AIを使うかどうかではなく、どの業務にどう組み込むかを考える段階に入ったと感じていました。

小さく見直し続ける

四半期目標は、立派な計画表を作るためのものではありません。実際には、何を続けるか、何を減らすか、何を後回しにしないかを決めるためのものです。

私自身、やりたいことが増えすぎて、すべてを同時に進めたくなることがあります。しかし会社を強くするには、広げるだけでなく、絞ることも必要です。

FunMakeとMarsLinkの事業を次の段階に進めるために、四半期ごとの見直しを習慣にしていきたいと考えています。派手な変化ではなく、小さな修正を積み重ねることが、結局は会社の力になると感じています。

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